2020年11月28日土曜日

大阪5期1回目、日野晃先生の返信

 「思い患う」は、ピッタリの言葉ですね。

私はその言葉を忘れていました。

昔は「恋患い」なる言葉がありましたね。

まさに「恋」という幻想にドップリとはまり込んで、極端な自律神経失調症になっていたのだと思います。

 

もちろん、言葉は大事だし考える事も大事です。

しかし、それを「使う時」を間違えてしまっている、あるいは、混乱してしまっているのが、多分産業革命以降の私達だと思います。

幻想が作り上げた世界、つまり、幻想でも世界を作り上げる事が出来るし、逆に幻想がなければ「物」を作り出すことはできません。

その意味で、幻想という世界、あるいは、幻想という働きも大事なのです。

 

ただ現場では、思考よりも「見る→行動」という回路が重要なのですが、そこに「幻想→行動」という回路が邪魔をするのでやっかいなのです。

 

「息を合わせて押し込む」が、思ったよりも難しかったとあります。

もちろん、来須先生が書かれているように、思考が働いて全てを分断しているからです。

そして「息を合わせよう」と意識も働くからです。

だからこそ、「言葉化してはいけない」となるのです。

この実際と言葉は、多分、人にとって永遠の課題だと思います。

 

では、明鏡塾で。

 

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