自分に残された時間というものを意識するようになった。
2017年の日本人の平均寿命は女性が87・26歳、男性が81・09歳。
残された時間は平均余命で見るとしても、
お世話になっている先生方や身近な人、自分の残された時間を考えると
愕然とするばかりだ。
日野先生のブログはいつも素晴らしいが、
2019年5月28日の記事は特に印象に残った。
https://blog.ap.teacup.com/hinobudo/2995.html
こんな生き方をしている人は滅多にお目にかかれない。
目が覚める一文だった。
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熊野での最後の練習は終わった。
ドラムをケースに詰め、今送り出した。
多分、熊野でもう練習することはないだろう。
こういった、一つのイベントがあるのは面白い。
常にそのイベントに向かって進み、そのイベントが終わると何事も無かったかのように、日常が目の前に出てくるからだ。
だから、やり残したことは無いかと重箱の隅を突っつく。
これがまたプレッシャーに拍車をかける。
そういう時間が好きだ。
もちろん、その日常も死というイベントが終わると、何事も無かった、自分は存在していなかったという状態になる。
だから、これも同じで「やり残していることは無いか」となるのだ。
それが「生きる」である。
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やり残していることがないように、やりたいことをやっていこう。